プログラマーの需要や給料
プログラマーの需要は現時点でとても大きく、人気の高い言語を習得すれば幅広い就職先があります。
気になる給料については平均年収430万円ほどで、SE(システムエンジニア)に比べると収入は低いです。
未経験での採用では初任給20万円台前半になることが多いですが、勤務年数ではなくできる仕事の内容に応じて給料が上がるので、スキルアップするほど高給与になっていきます。
働きながら需要が高まっている言語を勉強して習得していけば、年収500~600万円ほどまでは比較的スムーズに目指すことができます。
プログラマーの将来性が危うい噂
プログラマーの仕事はたくさんありますが、今後はAIによる自動プログラミングとオフショア(安い人件費の国への外注)に仕事を奪われる懸念があります。
将来的にプログラマーの仕事が激減する懸念があり、少なくともオフショアについては着実に国内の仕事が奪われています。
当サイトの見解としては、HTMLでフォーマットに沿ったWEB製作(デザインはテンプレ)など、簡単な仕事をする需要は減少していく見込みです。
一方でAIやIoT、最新のコンピューターやアプリ開発に関連したプログラマーの需要は拡大していくでしょう。
簡単な仕事の需要は減っていく可能性があるので、これからプログラマーを目指すなら一つのプログラミング言語を習得しても満足せず、時代の流れに合わせて常に勉強を続けていく必要があります。
プログラミングの勉強をすることが苦痛に感じる方や、働きながら休日や夜間に勉強するのが嫌な方はプログラマーの仕事には向いていないかもしれません。
専門学校や大学ではなく、独学やスクールでプログラミングを学ぶ意欲があるような人なら、就職してからも着実にスキルアップしていけるでしょう。
キャリアアップの方法
プログラマーのキャリアアップは以下の3パターンがあります。
- プロジェクトマネージャーなど役職について部下を従える
- 難易度の高いプログラミング言語を習得して単価の高い仕事をする(SEへの転身も含まれます)
- フリーランスとして独立する
下流工程と同じようなことをやって収入アップをしたいのであれば、フリーランスとして独立するしかありません。
プロジェクトマネージャーなど役職がついて部下を従える存在になると、部下の教育だけではなく顧客相手のプレゼンや営業などをする機会が増えます。
パソコンと向き合ってプログラミングの仕事だけをしてキャリアアップしたいのであれば、難易度の高いプログラミング言語を習得するか、フリーランスを目指しましょう。
プロジェクトマネージャーなどへの出世はプログラミングスキルだけではなく社内政治や適性も関係してきます。
人と接するのが得意な人なら、プログラミングのスキルは平凡でも出世していくことが可能です。
需要の高い仕事を1人でできるようになれば、フリーランスとして転身する道が用意されていて、プログラマーのフリーランスは平均年収600万円ほどです。
フリーランスの仕事は働き方に自由があって高収入を得られることから人気を拡大させていて、昨今は元請とフリーランスをマッチングして仕事をするクラウドソーシングの需要が高まっています。