スクールの選び方
プログラミングスクールはたくさんの種類があり、昨今はオンライン学習やIT留学などの需要が拡大しています。
スクールの選び方は、学ぶ方法や言語、評判、費用などの主要なポイントを一つずつ整理すると、自分に合ったスクールが見えてきます。
受講スタイル
プログラミングスクールはオフライン(通い)、オンライン、IT留学の3種類があり、一部でオンラインとオフラインを組み合わせたスクールがあります。
まず、通いやIT留学を検討できるかを整理してみましょう。
オフラインは住んでいる地域によって選択肢が異なり、IT留学は費用が高額でまとまった連休を取る必要があります。
オフラインとIT留学を選択肢に入れられる場合でも、しっかり他の方法のスクールと比較検討することが大切です。
オフラインしか選択肢がない場合は、そのまま絞り込んでスクール探しをするしかありません。
習得時間
スクールに通う期間は最長半年ほど。短い場合は2～3週間の短期コースがあります。
プログラミングを習得するまでの時間が限られている場合は短期集中に強い所を選びましょう。
土日の日中ではなく夜間中心に勉強したい場合は、オンラインや夜間コースのあるスクールがおすすめです。
プログラミング言語を選ぶ
プログラミングはスクールを選んでから、そこで評判が良い言語を選ぶのではなく、スクールよりも先にプログラミング言語を選ぶのがセオリーです。
学びたいプログラミング言語に応じて、評判の良いスクールを調べて候補を絞り込みましょう。
JavaやPHPなど初心者に人気の言語はどこのスクールも得意にしていますが、難易度の高い言語や最近普及したスマホアプリ用言語は対応できるスクールが限られています。
また、難易度が高い言語は評判の良いスクールを選ばないと習得できない可能性があるので注意してください。
実績･評判をチェック
プログラミングスクールは場所によって満足度や評判に大きな差があります。
なるべく実績豊富な大手を使うことが望ましく、新しい所や小さい所は慎重に検討しましょう。
受講後に就職･転職をしたい場合は、スクールのサポート体制や就職先斡旋の実績を重視してみてください。
プログラミングスクールは意外に就職先のサポート体制を重視して選ぶ方が多いです。
安さを重視しない
プログラミングスクールの料金相場は総額で50～100万円です。
高額な料金がネックになるものですが、安さを重視して選ぶと後から後悔することがあります。
高額な料金でも、確実にプログラミング言語を習得して、就職などの手厚いサポートがあれば将来の収入アップで簡単に回収できます。
安くて評判が悪い所と高いけど評判が良い所で迷った場合は、料金が高くても実績豊富で評判の良いスクールがおすすめです。
予算オーバーの場合は分割払いの相談をしたり、スクールに通い始める時期を見直してみてください。
なお、一部で高額な料金を取るけど評判の悪いスクールもあるので、料金と品質が連動するとは限らないことを頭に入れておきましょう。