フリーランスになっても食べていけるのか
エンジニアを志す理由の1つとして、パソコンがあればどこでも仕事できるというフットワークの軽さが挙げられます。
人によってはフリーランスとして開業し、地方に移住する人も珍しくありません。
しかし実際に就職してみると業務は厳しく、本当にフリーランスでやっていけるのだろうか…と不安になってしまうこともあるでしょう。
いいえ、フリーランスになっても十分に食べていけます。
ただし会社という後ろ盾がない以上、それなりに能力が求められます。
ではどのような能力が求められるのでしょうか。
これから「フリーランスで食べていくために必要な能力」を確認していきましょう。
フリーランスで食べていくために必要な能力
スキル
まず第一に大切なのはスキルです。
以下にご紹介する「営業力」や「マネジメント能力」が注目を集めがちですが、フリーランスとして安定して仕事を得るためには圧倒的なスキル力が欠かせません。
スキルを得るために日常的に独学をするほか、セミナーや勉強会などを自分で見つけて申し込み、参加するくらいのフットワークの軽さを持っている必要があります。
それらをフリーランスだからというのではなく、当たり前にできるように習慣づけておくことが大切です。
営業力
スキルさえ備わっていれば、あとは上手に営業をしてスキルを売り込む能力が重要です。
どのようなスキルを持っていても、クライアントにスキルを伝えられなければ仕事を任せて貰えないのですから。
大切なのはクライアントが「何を求めているか」を十分に理解することです。
自分のスキルを誇張する必要はなく、冷静に分析して、相手にメリットがある提案ができればフリーランスでも仕事が貰えます。
マネジメント能力
営業が成功したら仕事を行うわけですが、そこで重要になるのが「マネジメント能力」です。
フリーランスは基本的に複数の案件を掛け持ちして仕事を進めていく必要があるので、すべての仕事を滞りなく、納期に間に合うようなスケジュールを組み立てなければいけません。
体調管理能力
スキル、営業力、マネジメント能力。
そのすべての基本となるのが「体調管理能力」です。
フリーランスは体調を崩して休めばその分だけ収入がなくなり、一気に苦境へと追いやられます。
スキルがあって仕事も勝ち取れたのに、体が追いつかない。
そうならないように、日頃の体調管理は大切にしましょう。
立場が変わっても誠実な仕事を
フリーランスになっても社会人になっても変わらず求められる要素があります。
それは「仕事に責任を持つ」こと。
根本的な部分で仕事と丁寧に向き合える人材ならば、フリーランスになったからといって食べていけなくなるほど仕事に困ることはない、といえるのではないでしょうか。